こんにちは!韓国が大好きなリサです。
ここ数年韓国アイドルやファッション、メイク、食べ物など韓国ブームの熱が冷めない日本ですが、近ごろ韓国語学習者もぐんっと増えましたよね。
わたしが韓国留学をした2018年に比べると韓国留学をしている日本人やこれから留学を控えている日本人がとても増えたように感じます。
そしてこれから韓国留学をしてみたいと考えている方もたくさんいるのではないかなと思います。
ですが、金銭面などの理由で、長期間の留学は難しい、、でも留学に行くのなら韓国語のレベルは上げたいと悩んでいる方もきっといるはず。
実際にわたしも留学費用が理由で、留学期間をどれくらいにするかしばらく悩みました。結果的に、わたしは半年間留学をしたのですが、まったく話せない状態から日常会話ができるくらいまで語学力をのばすことができました。
このブログでは、わたしが半年間どんな韓国生活を送ったのかをお話していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
留学に行く前のわたしの韓国語レベル
ではまず、韓国留学へ行く前のわたしの韓国語のレベルですが初級レベルでした。留学前にTOPIKを受験し、2級を取得しました。韓国語の勉強は独学でしていたのですが、簡単な読み書きと聞き取りができる程度で会話はほとんどできませんでした。
ちなみにスピーキングのレベルの低さには留学に行ってから痛感することになります(笑)
韓国留学スタート(1か月目)
留学に行くギリギリまで仕事を続け、退職してから約1週間後に渡韓しました。
わたしは大学の語学堂に通ったのですが授業が始まるまで約2週間ほど余裕があったと思います。ですが、その前にレベル分けテストがあるのでそれに間に合うように韓国へ入国する必要がありました。レベル分けテストまでは、生活必需品を揃えたり勉強をしたりと家ですごす時間が多かったと思います。あとはSNSで知り合った日本人の友達と遊んだりし、韓国での新鮮な時間を楽しみました。
語学堂のレベル分けテスト
レベル分けテストは、両面印刷の紙が4枚程くばられ主に穴埋めや読み取り問題でした。それが終わると先生と1対1の質疑応答でした。理想の男性のタイプや好きな韓国人など簡単な質問から始まり、そのレベルを見て次の質問に進んでいくという感じです。わたしはスピーキングがとても苦手だったので、2つほど質問をされすぐに終了でした。
結果、2級からのスタートでした。まったくの初級レベルではなかったので想像通りという感じです。
語学堂の授業がはじまる(春学期)
そしてさっそく授業のスタート。わたしのクラスは約10名で、国籍は日本人がわたしを含め2名、台湾人5名、香港人1名、イタリア人1名、アメリカ人1名で半分以上がアジア人でした。1級から上がってきた子もいましたが、今学期からスタートの子がほとんどでした。初日は自己紹介がメインであとは今後のスケジュール確認、後半に少しだけ授業を行いました。みんな緊張していた印象でした。
クラスメイトのレベルの高さに焦る
実は、わたしはTOPIK1で2級をほぼ満点で合格していました。きっとどこかで自信があったんだと思いますが、実際に授業を受けてみると知らない単語が次々とでてきてそれを調べるのに必死で授業についていくのがやっとでした。
クラスの子たちのレベルは多少のバラつきはありますが、たくさんの単語を知っている子、リスニングが得意な子、理解力が高い子、それぞれいたので同じクラスでもレベルの違いに、焦りとプレッシャーを強く感じました。先生もわたしのその様子に気付いたのか「大丈夫?大変だったら1級におりることもできるよ」と心配してくれました。1級はカナダラからのスタートなので、もちろんおりることはしなかったのですがTOPIKの結果がすべてではないんだな、と痛感したのを覚えています。
語学堂のトウミ制度を活用し韓国人と交流
わたしが通った語学堂にはトウミ制度がありました。(=留学生1人に対し韓国人の大学生が1人つきサポートしてくれる制度)
この制度、最低5回は交流するという条件がありました。相手はこちらからは選べず、異性になる可能性もあります。そして場合によっては、日本語を話せない学生がペアになることもあります。わたしは運よく、日本語が堪能な1歳下の女の子でした。初めましてからとても印象が良く、初日は大学構内を案内してくれました。週末は2人でカフェやショッピングに行き、大学以外のこともたくさん教えてもらいました。しかし、相手が日本語を話せるのでそれに甘えてついつい日本語を使ってしまいがちでした。韓国語を使える機会を自ら逃したことは今でも反省しています。トウミ制度がない学校もあるので上手く活用することをオススメします。
韓国人の彼氏ができ語学力がのびる
留学に行ってから1か月ほどで韓国人の彼ができました。彼は少ししか日本語ができなかったので自然と韓国語で話す時間が増えました。また常にカカオトークでやりとりをしていたのでスピーキング以外にも単語や文章力も伸びました。あとは彼とよくスタディーカフェや図書館で一緒に勉強をしていたので、楽しく勉強ができたことから韓国語が伸びたのも理由のひとつだと思います。
韓国留学2か月目のスタート
韓国生活に少しずつ慣れてきたなと感じる反面、あっという間に1か月が過ぎたので少し焦りを感じていました。
自分の弱点がだんだん分かってきた時期でもありました。
韓国人の友達がなかなか出来ず悩む
韓国にいけば自然と韓国人の友達ができるだろうと思っていたのですが、語学堂だけに通っていると韓国の方と関わる機会って本当にないんです。
授業で学ぶ韓国語ももちろん大切なのですが、現地の方たちと関わりながらネイティブな韓国語を身につけることが1番理想的です。実際そのように、韓国人とよく遊んでいる子ほどどんどん韓国語が上達していました。
スピーキングへの苦手意識
留学前からスピーキングが苦手だったのですが、留学中もスピーキング力がなかなか伸びず悩んでいました。先生も気付いていたようで「リサさんは、間違えることを恐れ正確な韓国語で話そうとしている。間違っても大丈夫だから、分かる単語や文法を使ってどんどん口に出すことが大事」と言われました。
ちなみに、彼のおかげで韓国語をつかう機会は増えたですが、、彼はわたしのレベルを把握しているのでわたしに合わせて会話をしてくれるんですよね。韓国人と付き合っている方なら共感できると思うのですが、友達や家族と話しているときの自然な会話を聞くと、わたしと話すときとは使っている単語だったりスピードも全然違うのでほとんど理解できません。それだけ易しい韓国語でわたしと話してくれていることに気付きました。
韓国留学3か月目のスタート
店員さんの言葉や、ドラマなどの聞き取りはまだ難しかったですが、ゆっくり話してもらえればだいたいの内容は理解できるようになり、自分の伝えたいことも簡単な単語や文法で話すことができるようになっていました。
留学にきたばかりの時は日常会話どころか、簡単な会話もできなかったので短期間での自分の成長に気付くことができました。
あっという間に1学期が終了
もともと春学期のみで帰国予定だったので3か月が想像以上にあっという間でした。韓国生活にも慣れ、少しずつ韓国語を覚え始めこれから楽しむぞ!というところでの帰国はもったいないと感じ、結局夏学期まで延長しました。語学堂2級終了での帰国は習ったことをすぐに忘れてしまうと思ったので延長して正解だったと思います。
韓国留学4か月目のスタート
夏学期が始まり、3級のスタートです。クラスが上がるので不安と楽しみでいっぱいでした。
1週間日本へ帰国してとっさに出た言葉
語学堂が2週間休みだったので一時帰国をし、1週間は日本ですごしました。日本語が久しぶりだったのもあるのか、日本語で話しかけられても先に口から韓国語がでてくるんです。自分でも驚きましたが、嬉しさもありました。
たぶんこの頃から、夢も韓国語で見るようになっていたと思います。(たまにですが)
彼と喧嘩し言葉の壁にぶつかる
韓国にもどってすぐに彼と大きな喧嘩をしたのですが、初めて言葉の壁にぶつかりました。言いたいことが言葉にできない悔しさを味わい、そこからさらに勉強に力が入りました。言葉にできず黙ることしかできない自分が悔しかったんです。
夏学期のスタート(3級クラス)
3級からまた新しいクラスです。人数が増え、日本人も一気に増えました。2級の和気あいあいとした雰囲気が少し落ち着き、3級は学習モードが強まったような気がしました。2級から上がってきた子もいましたが、ほとんどが3級からスタートの子が多くしかもレベルの高い子が多かったので緊張感がありました。
韓国留学5か月目のスタート
2級のときはゲームをしながら楽しく会話をし学んでいくという感じだったのですが、3級からは1人ずつ自分の考えや答えを発言することが多かったです。単語はもちろんですが、文法も2級に比べて一気に難しくなったので、予習・復習をしっかり行い授業についていけるようにしました。
図書館やスタディカフェでとにかく勉強
2級の時も図書館やスタディカフェで勉強はしていたのですが、3級に上がってからはその時間がさらに増えたのを覚えています。大学の図書館は基本的に24時間やっているので、日付が変わっても勉強している学生がたくさんいます。わたしもその学生に混ざって勉強をしていたのですが、このような環境にいると自然と自分も頑張れるんですよね。
韓国の学歴社会は有名な話ですが「自分も学生時代からこのような環境で育っていたらもっと勉強していたのかな」とよく考えていました。
簡単な通訳ができるようになる
留学中に親友が韓国に遊びに来てくれたのですが、その子は韓国語がまったく出来ないのでわたしが韓国を案内してあげました。旅行の最後、空港でハプニングがあったのですが、わたしが通訳し解決することができました。親友からはとても感謝され、わたし自身も学習の成果を発揮することができとても嬉しかったのを覚えています。
韓国留学6か月目のスタート
留学生活最後の1か月だったので、ラストスパートへの気合と寂しさがありました。
韓国語への自信がつく
わたしが通っていた語学堂はクラスで1位になると学費が免除される制度がありました。残念ながら1位をとることはできなかったのですが、改めて留学生活を振り返ってみたときに、半年という短い期間でもしっかりと語学力を身に付けられたことに感動し、自分に自信がつきました。金銭面に余裕があればこのまま韓国に残り、6級を卒業したいというのが1番の願いでした。しかし、韓国で学んだことを無駄にしないよう日本に帰国してからも勉強を続けました。
残りの留学生活を楽しむ
勉強ももちろん大切ですが、韓国でできた彼氏や友達との思い出作りにも励みました。彼とは今までよりデートの回数が自然と増え、韓国のいろんなところへ連れて行ってもらいました。自分一人では行かないようなところにも連れて行ってくれたので彼には本当に感謝でいっぱいでした。
また、語学堂でできた友達はほとんどが日本人以外の子だったので、今まで外国人と関わることが少なかったわたしにはすごく新鮮な出会いでした。春学期からずっと一緒だった友達はやっぱり思い出が多かったので、ショッピングやカフェに行ったり、またホームパーティーをしたりと残りの時間を楽しみました。
半年間の留学を終えた結果
わたしは留学を決意するまですごく悩み、決意してから実際行くまでに1年もかかりました。ですが、たくさん悩んだ分韓国での時間をむだにすることなく毎日を大切に過ごすことができました。韓国にいる時間はなにもかもが新鮮で毎日ウキウキとドキドキがとまらなかったことを覚えています。韓国語を学ぶことが1番の目的でしたが、実際に留学に行き、勉強以外のこともたくさん学ぶことができ、本当にたくさんの思い出ができました。半年という短い期間でしたが、逆にそれがあって1日1日を大事に過ごすことができたのだと思いました。
半年後の韓国語レベル
韓国語が話せない状態から韓国に旅立ち、半年後には日常生活で困らない程度にまで韓国語を話せるようになっていました。
ぎこちなさやイントネーションの違いはまだまだありますが、正直ここまで成長できたことは自分にとって大きな自信につながりました。授業だけではなく、友達と遊んだり現地の方と交流したりと楽しみながら韓国語にふれることも語学力をのばす大きな方法だと思います。わたしは、授業で習ったことをしっかり復習し、習ったことをなるべく会話のなかに取り入れるようにしていました。そのように使っていると気付いたら頭の中にインプットされ、考えなくとも自然と口から出てくるようになりました。
まとめ
いかがでしたか?
半年間の留学でどれくらい韓国語がのびるのか不安に感じている方も多いと思います。もちろん個人差もありますが、あまり「勉強!勉強!」となりすぎず、せっかく韓国にいるのだから韓国での生活を楽しみながら、語学を身に着けられたらいいですよね。今、韓国留学に悩んでいる方にわたしの経験が参考になれたら嬉しいです。